ENGINEER
INTERVIEW

やっぱり自分は本当にエンジニアの仕事が好きなんですよね(^-^)

株式会社オルターブース テクニカルアーキテクト知念 裕子さん

公開日:2019.2.8

エンジニアインタビューもおかげさまで第4弾となりました!これからもどんどん続けたいと思います。

今回は、エンジニアインタビュー初、女性エンジニアの、株式会社オルターブースの知念 裕子さんにお話をうかがいました。

-知念さん、よろしくお願いします。知念さんはご出身が沖縄なんですよね?

知念氏
はい。
沖縄だけでなく子供の頃にも数年福岡に住んでいたことがあり、また、母が福岡出身なのでお盆などで福岡にちょくちょく帰省したりしていました。
トータルで福岡在住歴は20年弱ぐらいですね。

-そうなんですか。大学は九工大ですよね。大学を選んだ理由は?

知念氏
高校の頃、担任の先生から九工大は面白いから行ってみたらどうかと勧められた事がきっかけで、九工大に進学しました。

-九工大もどんどん魅力が出てきてますよね。

知念氏
そうですね。
色々な事に取り組んでいますね。
情報工学部では起業する方が多くて、そういった方々と学生の頃は交流もありました。
スタートアップ企業やベンチャー企業で働くという事に対して、割とすんなりと抵抗感なく入れた感じです。

-エンジニアを目指すことになったきっかけって、大学からなんですか?

知念氏
はい。
最初のきっかけは、大学院修了時に就職しようと思った時ですね。
私は大学でレーザーを使用した研究をしていたのですが、学科が制御システム系ということもあり機械系も就職の際の選択肢としてありました。
大学ではプログラミングもしていたということもあり、最初の就職は北天神にある応研株式会社様でした。
会計パッケージソフトの開発に6年ほどプログラマーとして従事していて、基本から叩き込まれました。(笑)

2番目のきっかけは、地元の沖縄に帰った時です。
海を見ながら仕事がしたいなと思って沖縄に戻りました。
せっかくだから、プログラマー以外の仕事をしてみようかなと思ったんですけど、
1か月ぐらいプログラミングをしていなかったら「プログラミングしたい!」という気持ちが大きくなりました。
その気持ちに気づいて、Web系の制作会社に就職しました。
この時に、ずっとエンジニアでやっていこうと決意しました。

-やっぱりエンジニアが好きなんですね。

知念氏
そうですね、自分が本当に好きなんだなっていうのが、その時わかりましたね。

-ちなみに大学で学んでいた制御系ってのは具体的には?

知念氏
機械などの制御システムを学んでいました。
自動車関係の企業で働いている友人もいます。
私自身、ロボットや機械への興味もあり、今、IoT ALGYANというコミュニティに参加しています。
電子工作の分野に対しては本当に素人なんですけど、面白いなと思ってちょっと飛び込んでみました。

-福岡の支部長をされてますよね。

知念氏
昨年8月のイベント(エンジニアフレンドリーシティのキックオフ)の直前ぐらいに、福岡でもイベントを開催したいと思い、福岡支部を立ち上げました。
ようやく来月イベントを開催出来そうです。(後段でご紹介しています!)
エンジニアフレンドリーシティーのWebサイトでもコミュニティを紹介していただいています。

IoT ALGYANは全国で開催していて、イベント参加者数は3,000人を超えています。
Microsoftさんや、地方自治体、大学と協力して様々なコンテンツを作っています。
ボードの開発をしたり、結構本格的な技術活動もしています。
福岡はIoTや電子工作が盛んなので、参加者が増えて盛り上がっていけるといいなと思います。

-ぜひ、エンジニアフレンドリーシティでも、ご紹介していきたいです。

知念氏
よろしくお願いします。

-今は専門はなんですか?

知念氏
弊社は Microsoft Azure というクラウドサービスを使うことが多いので、そのクラウドサービスと連携させて、自社サービスを提供するようなものをメインに開発しています。

-知念さんは、Alibaba Cloud MVPを受賞されたんですよね?

知念氏
昨年の12月に受賞しました。
これは個人的に興味があり、Qiitaに調べた事などを投稿していました。
それと、昨年Alibaba Cloudの勉強会が福岡で2回開催された時に登壇させていただきました。

-素人で申し訳ないんですけど、クラウドのすごさって何でしょう?

知念氏
手軽に様々なサービスが利用できる点ですね。
手間がかかることを数分で可能に出来ることが凄いなと思って。

-なるほど、エンジニアだったらそういったところの大変さがわかるんですよね。

知念氏
はい。
そういった時間が短縮出来るということは、製品開発に注力する時間を増やせますし。
Azureの勉強会でクラウドに出会ったことに、とても強い印象を受けました。

-オルターブースさんはいろんなMVPを受けておられますね。これは代表の小島さんが進めておられるんですか?

知念氏
仕事というよりも、会社の雰囲気として、自分の学んだことをブログなどに書いて役立てていって、インプットとアウトプットが両方できるエンジニアさんが集まっているんだと思います。

-知念さん自身の、スキルアップのためにどんなことをされていますか?

知念氏
日々、業務では新しいことをやることも多いんですけども、仕事を通して学ぶということと、個人で、先日もOSS Gate Fukuokaに参加したり主催したりして、幅広くいろんな知識や情報を得るように心がけています。
クラウドを使った仕事をしている面に関して、ちゃんと情報を追いかけていくことが大事なんですね。そういったことをやらないと、置いていかれるというか、自分の市場価値が下がるという面があるんじゃないかなと思って。だから常に勉強ですね。

-プログラマーさんとかITエンジニアの方達って、本当にその自分の能力とか技術といったスキルを上げていく活動に熱心ですよね。

知念氏
そうですね、なので一緒に勉強したいという人が福岡は多いですね。沖縄と比べるとだいぶエンジニアも多いので、勉強したいと手を挙げやすいし、参加しやすいなと思います。

-なるほど。なりたてのエンジニアさんにアドバイスするとしたら、コミュニティや勉強会などを勧められますか?

知念氏
私が学生だった10数年前と全く違ってて、勉強会も間口が広くなっているんで、やる気があればいくらでもやれる環境だと思います。だから難しく考えずにとりあえず行って様子を見るというのだけでも楽しいと思いますね。

-今の会社はいろんな仕事してると苦労することがありますか?

知念氏
今は苦労という苦労は感じていないですね。
すごく働きやすい環境です。
今までは色々と大変だったこともありましたけど。(笑)
こういったWeb系の会社の開発サイクルは早いんですけど、早いだけではなく品質もある程度保持していこうという部分は大変ですが面白いですね。

あとは、例えば東京で大きなイベントに行きたいと言ったら、「参加してきていいよ」という感じで自己研鑽に背中を押してくれるところがあります。
やりたいこと、学びたいことに対して応援してくれる部分も、仕事へのやりがいに繋がります。

-ITエンジニア業界って,昔の感覚で言うと大変で徹夜もしてっていうイメージがあるんですけども今はどうですか?

知念氏
いやー、ないですね。それなりに大変だった時もあるんですけど、そういった経験もしてきたからこそ今はそういうことがないような仕組みでプロジェクトを動かしていく形にしているので。

-そうなんですね。空いた時間は勉強会に参加できるとか。

知念氏
はい。
逆に、そういう会社でないと向学心のある人は集まらないと思います。
やはり、それぞれのエンジニアさんが考えていると思いますが、自分に合った環境の良いところで働きたいという思いは絶対ありますね。
移住してまでブラック企業で働きたいと思わないですよね。

-エンジニアのみなさんが集まる環境ってどういうものなんでしょう?

知念氏
仕事という面では、面白い仕事が出来る事が大切ですね。
東京に行けば面白い仕事はたくさんあると思いますが、地方に住みつつ面白い仕事がしたいエンジニアさんもいらっしゃると思います。
そうなると大きな都市である福岡が移住先として選択肢の中に入ってくるのかなと。
やっぱり、福岡は住みやすいですよね。
私は福岡に戻ってきましたし(笑)

-福岡にいる身としては、沖縄の自然環境も魅力的とは思うんですけどね。たまに行くからいいんですかね。

知念氏
結構車社会ですし。職住近接みたいな感じではないですね。

-福岡市として、エンジニアフレンドリーの街にしていきたいと思ってるんですが、こうすればいいのではっていうアドバイスはありますか?

知念氏
福岡市の取り組みですごくいいなと思ったもののうちの一つに、実証実験フルサポートって取り組みがありますよね。
実は沖縄で働いていた時に新規プロジェクトで、色々とヘルスケア系のデバイスを開発して、それの実証実験の段階になったんですけど、協力してくれる地方自治体とか病院さんってかなり少なくて、自分で行って掛け合わないといけなかったんです。
製品開発側からすると、アルファ版とかベータ版とか、正式な製品になる前の状態で、どういう反応があるのかとか、どこが問題点なのかが拾えるプログラムがあるのは、すごくいいなって思うし、当時一緒に働いてた方もそのプログラムを使って実験されていたので、自治体が主導になって実験をサポートしますっていうプログラムは、働く上でそういったサポートプログラムが開かれていていいなと思ってます。

市と組めばいいものができるんじゃないかとか、福岡に行けば面白いことがなんか何かやれるんじゃないかって思えるし、やっぱり印象がいい、面白いなあと感じます。

-ありがとうございます。ところで、エンジニアさんが集まれて、勉強会ができるような場の設置を検討しているんですけど、どう思われますか?

知念氏
コミュニティを運営していて一番困る事って、「場所」なんですよね。
今は結構企業さんとかが協力いただいて場所を提供していただけていて、さくらインターネットさんからお借りすることが多いかな。福岡は勉強会が多いので。
それと場所が有料だと、参加者からお金をいただくことになって、参加率が下がったりしちゃうので、できるだけ間口を広げるために無料で利用できるようにしていただけると、もっと活性化するんじゃないかと思うし、認識されやすいように告知する方も広めてほしいなと。
Webサイトにだけ載せるんじゃなくて、例えばツイッターに載せたりとか、みんながキャッチアップしやすいようなものがあったらいいですね。
今は結構情報が人づてに来るみたいなところがあるんで。

-コミュニティが使う場所としては、大体何人ぐらいが入れる規模が使いやすいですか?

知念氏
福岡では30人くらいが集まりやすくて、100人とか超える規模のやつだと大きい会場ですることが多いので、多分30人くらいが使い勝手がいい気がしますね。
それより増えてくると、ネットワーク、Wifi回線の問題とか電源問題とかがいっぱい出てくると思います。Wifiもアクセスが集中しちゃって使えないとか。
エンジニアにとってネットワークが使えないと何もできないので。
新しいスペースを作るなら、ネットワークと電源は必須ですね。

-なるほどわかりました。知念さんが尊敬するエンジニアさんはおられますか?

知念氏
この人だっていうのは特にいないんですけど、年齢問わず、いいものを作っていこうという日々挑戦してる人はすごいなって思いますね。
素直な気持ちで貪欲に挑戦してる人っていうのはもう本当にすごいエンジニアさんになっていく方々が多いと感じます。
だから、一緒に働きたいっていうのも、今一緒に働いてるメンバーですね。

-では、知念さんの今後の目標はありますか?

知念氏
これだっていう明確な目標は特にないんですけど、やっぱり日々コツコツと面白いものを開発していって、社会貢献できれば一番いいかなと思っています。
あとは自分が面白いって思ったことは、もう失敗してもいいのでどんどんトライしていくっていうか。
そこはずっと続けていきたいなと思っています。

-知念さん、これからも活躍を期待してます!今日はありがとうございました。

★★★★ IoT ALGYAN イベントのご紹介 ★★★★  

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質問に対して真剣に答えていただいた姿が素敵な知念さんでした!

 

知念さん略歴

2006年3月 国立大学法人 九州工業大学大学院 情報科学専攻 博士前期課程 修了

2006年4月~2012年6月 福岡で会計パッケージソフトの開発に従事

2012年6月から沖縄へ移住

2012年11月~2017年3月 沖縄のベンチャー企業で勤務

この時に、ECサイトや企業様のキャンペーンサイトやコーポレートサイトなど多数構築、ヘルスケア事業(新規事業立ち上げ及び研究開発)に従事

2017年4月から福岡に移住

2017年4月~2018年3月 CMS開発会社で勤務。動画配信サービス業務にも従事。

2018年4月から現職

2018年12月 Alibaba Cloud MVP受賞

【運営しているコミュニティ】

・IoT ALGYAN 福岡支部 支部長

2019/2/16に福岡で最初のイベント開催予定

https://algyan.connpass.com/event/112951/

・JAZUG沖縄

【開催した勉強会】

・Kyushu Health Tech (2017/11/11開催)

https://kyushu-ht.connpass.com/event/66687/

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